大変だなと感じるところ
そもそも、まだ何をして良いのか分からない
初任者研修も受けていない私はまだ当然ながら、排泄介助、入浴介助、食事介助などの直接的な介護業務は任されることはありません。
なので、食事前にテーブルを拭いたり、手の消毒をしてもらったり、配膳をしたり、トイレ掃除をしたり、ゴミ箱のゴミを集めて回ったり、レクレーションに参加させてもらったりなどの一部の雑用しかしていません。
他にも、薬を飲んでもらったりとか先輩方は一日中バタバタと忙しそうなのですが、私はボケーっと見ているだけの時間が多いです。
役立たずで申し訳ない時間を過ごすのが少々しんどいです。
入居者さんの信頼を得るまで、お世話をすることが難しい
入居者さんの中には「人見知り」や「警戒心が強い」方々もおられて、つい数日前に勤め始めた私(男性)のことを「誰だこいつは」みたいな感じで怪しまれている状態で、近づいてお話することもまだ難しい様な状態です。
もちろん気さくな方もおられるので、そういった方とは少しづつ会話をしたりできる様にはなってきました。
まずは、自分をいう人間を覚えてもらって、少しづつ信用してもらえる様にならないと仕事にならない感じです。
嫌がられることも、業務上しなければならない
ひげが伸びている入居者さん(男性)を2人がかりで無理やり押さえつけて、ひげ剃りをする場面がありました。
本気で嫌がっておられるのに、そこまでして無理に剃らないといけないものかなぁ?と疑問を感じました。
手を押さえる係を少しだけお手伝いさせて頂きましたが、怖すぎて本気で押さえつけることが出来ず、私は役に立てませんでした。
他にも食事を完食するのを嫌がる方、飲みものを全部飲むのを嫌がる方、薬を飲むのを嫌がる方、体温や血圧を測るのを嫌がられる方、など「嫌がられる」方に対して「やらせて頂く」様な業務は、とても難しく感じます。
これまでの日常生活でそういった「人に嫌がられてまで強制的にやること」がなかったので、私はまだまだ出来そうにないです。
楽しいところ、やりがいを感じるところ
「ありがとう」と言ってもらえる
入居者さんのささいな日常のお手伝いをしただけで「ありがとう」と言ってもらえます。
こんな自分でも感謝をして頂き、少しでも人の役に立てるんだというのを感じさせてくれる。
ノルマや納期などに追われない
一般的な企業の場合、販売ノルマや、仕事の納期などがあり、無理な残業や休日出勤などを強いられることが当たり前ですが、介護施設の場合はそういった職種とは異なり、比較的人間らしい心の在り方が出来る様な気がします。(職場にもよるのでしょうけど)
同僚も気持ちの温かい方が多いかも?
これも職場にもよるのでしょうけど、介護という職種を選ぶ様な方々なので、基本的に攻撃的な人種は少ない様に感じます。
将来性はあるお仕事だと思うんです
3年間実務経験を積めば「介護福祉士」という国家資格の受験をする資格があります。
(初任者研修と実務者研修を修了している必要があります)
また、介護福祉士になってから、さらに5年の経験を積むと「ケアマネージャー」という資格の受験資格も有する様になります。
こうしてステップアップしていけるので、人手不足の介護業界という職種は、長く安定して働けるお仕事でなのではないでしょうか。
私自身もそうなのですが、未経験の40代や50代くらいの人でも、心機一転して安定した将来性のあるお仕事に就ける業界だと思うんです。
私も資格取得目指して頑張るぞー